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なんのための日本語 [和書・翻訳書を読む]

なんのための日本語 (中公新書 (1768))

なんのための日本語 (中公新書 (1768))

  • 作者: 加藤 秀俊
  • 出版社/メーカー: 中央公論新社
  • 発売日: 2004/10
  • メディア: 新書
日本語はむずかしいという。漢字を正確に書けなければいけない、敬語が使えないと一人前ではない……。だが、小学校から高校まで12年間も「国語」をまなんでも、「日本語」はうまくならない。しかし、実は「学校国語」と日常つかう日本語とは別のものなのである。文法や漢字をいくらならっても日本語は上達しない。どうすればよき日本語ユーザーになれるか。利用者の視点から語彙・漢字・口語などに着目してつづる日本語論。(Amazonより抜粋)
前書きに「『日本語の利用者』の意見である」と書いてあったのでそういうつもりで本を読みました。

全体的に少しまとまりがない感じがしましたが、面白かったです。細かいところは賛成できない部分ももちろんありましたが、特に国際語としての英語と日本語について述べている部分は良かったです。日本語を扱っている本の中では好きな部類に入りますね。

私もここでも何度か書いたことがありますが、日本人が「失敗すること」に過剰に反応してしまう性格は、日本人が英語を学ぶときだけでなく、外国人が日本語を学ぶときにも悪い影響を与えてしまうので改善すべきだと思っています。だから、この著者が、「ジャパングリッシュ」や「フィンランド式日本語」などの「母語ばなれ」したさまざまな英語(日本語)を英語(日本語)話者が許容し、おたがいに理解することをつとめることの重要性を何度も書いていることに好感をもちました。

タグ:日本語
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コメント 2

加藤秀俊

旧著をお読みいただき、ありがとうございました。ずいぶん古い本なのに、うれしいことです。ブログ検索をしていて、偶然、みつけましたので、著者からのごアイサツまで。

加藤秀俊
by 加藤秀俊 (2012-06-23 09:02) 

niko

こんにちは。 本を書いたご本人から直接コメントをいただくとは思ってもいませんでした。私が読む本は本屋や図書館やネットで偶然見つけたものも多いので、面白い本に出会えて良かったです。ありがとうございました。
by niko (2012-06-23 13:34) 

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