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英語と日本語のあいだ [言語観を知る]

英語と日本語のあいだ (講談社現代新書)

英語と日本語のあいだ (講談社現代新書)

  • 作者: 菅原 克也
  • 出版社/メーカー: 講談社
  • 発売日: 2011/01/18
  • メディア: 新書
コミュニケーション英語を疑う。文法・訳読はほんとうに時代遅れか。「英語の授業は英語で」で、何が起きるか。英語を読む力よりも、話す力が求められる、昨今のコミュニケーション偏重の風潮に疑義を呈し、日本人は英語とどう向き合うべきか根本から問い直す。(Amazonより抜粋)
2009年3月に公示された新指導要項をうけて書いた本のようです。新要項では、2013年度から、高等学校の英語の授業は英語でおこなうことが示されているそうです。

本の中で、現在の日本の教育制度を前提とするかぎり、英語の授業を日本でおこなうことの必要性について述べています。特に「訳読」の必要性と、文法を英語ではなく日本語で説明する必要性ですね。

私は訳読(読解)の授業が好きではなかったし、そもそも日本の学校の英語教育で英語は身に付きませんでした。塾とか予備校とか行ったことがなかったのも原因の一つだと思いますが、学校教育がダメというより、どうやって自習すればいいのか結局分からないまま終わってしまったと言ったほうが正しいと思います。結局、文法と単語は受験前に参考書を何冊もやって答えを詰め込んで、翻訳については自己流で、それ以外は基本向こうの英語学校で学びました。

一方、言語学はほとんど日本語を介さないで英語で学びました。今は日本にいて日本の学会などに顔をだしているので日本語で読んだり聞いたりしていますが、感覚的に、日本語のものは日本語、英語のものは英語でやっているだけで、翻訳の仕事以外で英語と日本語が交わっている部分はほとんどありません。

というわけで、著者が「訳読」の重要性について主張している部分はあまり理解できませんでした。日本語の言語学の専門用語や表現方法が分からない時もありますが、英語で読むことと考えを発信することと、日本語というか一般的な読む力考える力を鍛えるということはちょっと違うんじゃないかなと思いました。ただ、文法を英語で説明するよりも日本語ですることの必要性や、帰国子女と日本人英語学習者のゴールとするべきところの違いや、コミュニケーション能力を重視すると見落としてしまう部分について述べているところは良かったです。

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